2006 7 23

                                      
なんで誰かを悪者にしてその場を逃れようとするんだろう。

この間、ちょっとしたことなんだけれど
とあることに巻き込まれた。

公平な立場であるべき人の口から出た言葉。
私は信じたんだよね。
だから私は謝罪に赴き
心から頭を下げた。

でも、事実は違った。

本当は悪くない人を
一番悪いと吹いたその人。
悪いと言うことで、逃れようとしたのだ。

私は怒った。

でも、実は怒る前に悩んだんだよね。

どうしてこんな事になったのかと。
相談した人もいたんだよね。

でも、相談がさらに私を悩ませて
三日間、眠れず
お腹は空いているのに食べる気がしなかった。
連日下痢していた。

別に精神的に弱い自分じゃないけれど
今回はなんだかつらかった。

結局、事の本人に対峙して
つめよった。

事の本人は、自分のいった言葉すら
覚えていない様子だった。

なんだよそれ!?

他にも、その人の放った言葉には
事実とたくさんの矛盾がある。

そこも追求した。

しかし、
やはりどこかその場逃れの言い訳と
表向きな謝罪
それしか手にすることができなかった。

その人が言葉の最後に必ずつけていた一言。

『けど…』

必要な時に必要なだけ使う言葉。
もちろん、私だって使う。

でも、
謝罪の時につけちゃったら
その謝罪すらウソになる。
浅はかな自己弁護にしか聞こえなくなる。

『わかっているんだけど…』

わかってるんだったら
やってしまう前にやらないように
考えて行動しろよ。
それが英知を持っている人間としての行動だろうが。


言いたい事は言ったので
怒りの気持ちは溶けていったけれど

その人への不信感は
確実なものとなってしまった。

普通に考えると、それってすごく
悲しいことだけれど
今はまだ心にしこりが残っているので
悲しくなんてなれない。


ああ、これも人生のちょっとしたスパイスだと
思うんだけれど
かなり苦いスパイスだった気がする。


皆さんの人生に幸あれ。