2006 2 14

                                      
毎年、冬になると、指先の皮が固くなります。

爪の、かどっこというか…
先の両端。

固くなって、ヒビが入って、切れてきます。

これが、結構イタイんですよね。

指先にぐっと力の入ることをすると
切れたところがパクっと口を開けるわけで
傷口が広がるんですよ。

手洗いなんかすると、

「きょー(@◇@;)!!」

ってかんじでしみるんです。

絆創膏をしても、指先なので
ムジムジするし、はがれてきちゃうし
汚くなるし…

ふと思い出しました。

私が幼かった頃、祖母が
いわゆる「塗る絆創膏」を
使っていたんですね。

祖母は、すでに他界しているので
話はきけませんが
薬の色とかそういうのは覚えています。

さっそく薬局へ行きました。

はるか昔の思い出です。
その光景は、祖母のにおいと共に
現れてきます。

そう。そんなはるか昔に使われていた
シロモノがあるかどうか…

と、思ったら。

あるんですね。今でも。
(気がついたら、TVでCMもやっていたし(笑))

で、購入してみました。

透明な、まるで接着剤のようなにおい。
においどころか、全部がそんな感じです。

親切に塗るへらまでついています。
傷口に塗ってみる。

「うきょーーーーっ!!」

しみます、しみます!!
本当に、薬かい?
透明接着剤と間違えたんじゃないだろうな?!

箱を確かめましたが
確かに薬です(泣)

速乾性なので痛みはやがて引きました。
透明接着剤の乾いた感じのものが
皮膚にはりついています。

手を洗う。

…痛くない。

指先に力を入れる。

…痛くない。

そう。ぴったりくっついているので
まるで、もう一枚の皮膚があるみたいです。
(これは、本当に薬を使用していますので
いわゆる、普通は人体に使わない透明接着剤は
絶対に使わないでください。
薬局で、ちゃんと売っていますから
水絆創膏とかそういってお買い求め下さい)


はっはー! これは気に入ったぞ!
(げんきんなヤツ(笑))

もちろん、割れてこないように
ハンドクリームを使いますが
(ハンドクリームの効果をあげるには、
クリームを塗る直前に、手に化粧水をつけましょうv)
それでも、やっぱり切れる時は切れるンです。

それからというもの、手に少しの擦り傷切り傷が
できた時…これ使うようになりました。
(すんげーしみるけれどね(笑))

普通の絆創膏と違って、
いろんな作業のじゃまにならないんですよね。

まあ、見た目もつくりも透明接着剤ですから
べりべりはがれるときは
多少、皮膚持っていかれますけれど(笑)
無理にむかなければ大丈夫かな。

昔、祖母が使っていたもの…
今でも使えるんだなぁ。

おばあちゃん。ありがとう。
合掌。