★セリュー日記 ’02 11・12月★
●2002年11・12月
・「あの…」
コタツを出すと、どうも人間もそこでヌクヌクしてしまい、
動きが悪くなる(笑)
ぼへーんと落書き帳にラフなどを描いていると、
足にボスっとした感触が。
コタツ布団は、もちろん暖気が逃げないように、下までぴっちりある。
そんなだと、猫は入りづらい。
私がいないときは、無理矢理つっこんでいって、
コタツの中、半分以上コタツ布団がめり込んだようになって入っていることもあるが
私がいるときは、私の横から入っていこうとする。
私とコタツ布団との隙間に頭をつっこんで
「中に入る」
と主張をしているのだ。
「はいよー」
と、軽く布団を持ち上げると、モゾモゾ中に入っていく。
たまーに、なかなか中に入らない時とかあって
(コタツの中の匂いを嗅いでいるんでしょうね)
「ほれ、入るなら、入れ」
と、私がおしりを押してしまうときもある(笑)
そのときは、また中に入りたいのかなと思って
セリューを見ると、コタツ布団の上に足が乗っている。
「へ?」
私はそのとき何か食べていたワケではない。
コーヒーを飲んでいたくらい。
鮭とかお魚なんかの、イー匂いの時は
こうやって「ちょうだい」をするときがあるが
お膳の上に何か乗っているわけでもないのに…なんて思っていた。
なんだろうと様子を見ていると
何度か、どうしよう、どうしようとおずおずしている姿が続く。
なんだかかわいくなって、「いいよー」と何がいいのかもわからずに
口走る私(笑)
すると、
のし。
セリューの上半身が、私とコタツの間に入ってきた。
もしかして、これは…
なんて思っていると、セリューはそのまま体全部私の膝上に乗り
お膳の上をひと嗅ぎすると、足を折り、頭をコタツ布団につっこみ、
しっぽまで丸めて「寝る」体勢になったのだ。
ひょー! こ、これは、”お膝に乗って寝たい〜v”
の意思表示だったのねぇvv
普段からあまり膝に乗らないセリューがこんな行動をしてくれると
妙に感動して、猫バカ全開で、顔がヘロヘロに甘くなる(笑)
「うへへへ…vvv」
とか言いながら、セリューの頭をなでると、ゴロゴロとなんとも気持ちよさそうだ。
7.5kgの図体は重いけれども、膝の悪い私には
だいぶ負担になるけれども、やっぱり、幸せだーvv
セリューと一緒に暮らしてから、二度目の冬。
コタツは暖かくてホヨホヨと気持ちいいところ。と覚えているのだろうか。
去年もコタツを出していたが、こんなに膝に乗ってくることはなかった。
でも、やっぱり、重い。幸せの重み。
だんだん膝が痛くなる。やばいなー。
しばらくは我慢するが、私もトイレに行きたくなったりといろんな生理現象がおきてくる。
かといって、「どけ!」と膝から無理矢理おろすのも、忍びがたい。
(電話や訪問者などで急に動かなくてはいけないときでも、
なろべくコタツ布団をそのままセリューが乗っていられるような状態にするもんね(笑))
こんな時、まずはブラッシング。
もちろん、ある程度はセリューも気持ちよさそうにブラシさせているので
私も、いつもなら押さえつけないとできないところまで
愛情込めてv ブラッシングする。
でも、やっぱりイヤなところはイヤみたい。
しばらくブラシしていると、「んもう」みたいな感じで、自らどいてくれる。
あとは、上にタオルなどをかけて、とにかく暖めちゃう(笑)
セリューの皮毛はノルウェーのような寒いところでつちかわれたものだから
日本では暖かいぐらいだろう。
コタツからの暖気。私の膝からの暖気。そしてタオルによって暖められた自分の暖気。
これで、かなり暑くなるらしい(笑)
上にかけるのと、かけないのとでは暑くなって膝から降りる時間が違うのだ。
「あつー」と言う感じで、膝から下り、フローリングで熱放出ののびををする。
去年にくらべて、本当に何度も膝の上に乗ってきてくれるので
なんかすごく愛情が深まった感じでラブラブvv
もー、猫バカ全開(笑)
でも、何度も重たいのが膝の上に乗ってくるので
昔、スポーツで痛めた私の膝は、やっぱり悲鳴をあげてくる。
何度も湿布とバンテリンのお世話になっているが
(湿布しているときは匂いであんまり乗ってきてくれない(泣))
今年はその機会も増えそうだ(爆)
本当、猫バカだよねー。
・「でか!」
セリューは狩りの欲求が強い。猫なら、まあ、そういうの強いと思うけれど。
今までボロボロになったおもちゃは数知れず。
ネズミのおもちゃも、あっというまにボロボロだ。
猫つりというネズミのついた、釣り状のものももちろん買って遊んでいたが
それについているネズミが上半身だけになってしまった。
もちろん、それでもムチャムチャ遊ぶのだが、
ヒモはダンゴになっているし、もうのびないし。
なので、新たにまた同じような猫つりを買ってくることにした。
近所のホームセンターへ行く。
最近、ホームセンターのペットショップは犬グッズが多い。
まあ、ご近所みなさんは、犬と暮らしているし(それも室内犬ばっか)
猫ってよりも犬の方が数的には(うちの方では)多いのかな。しかたないか。
でも、猫グッズがどんどん縮小されると、猫好きには、なんか、つまらない。
プレミアムフードも犬ばっか。
そんな中、やっとの事で猫のおもちゃを探し当てた。
隅のいっかくに、まとめて置いてある。
猫釣り猫釣り…と探すと、前にここで購入した、今は上半身になってしまった
同じものがない。
もちろん、犬が多いとはいえ、猫と暮らしている人もいるだろうから
少なくなったグッズを奪い合いになるのだろう(笑)
探すと、ちょっと大きめのものがあった。
ひもも、今までとは比べものにならないくらい、太い。
ネズミも、大きい。
セリューは、小さい頃から私の靴下で遊んでいたせいか
霜降り柄とか、ネズミ色(笑)にえらい興味をしめす(笑)
(私も靴下がそんな色ばっかりだということね(笑))
中で霜降りのものを選ぶ。
…でも、でかすぎないかな…?と思った。
まあ、靴下ならどんな大きさでも反応したけれど、
タオルを丸めたものとかだと、大きいものにはあまり反応しない。
反応しなくてあきらめる値段と考えると、ちょっともったいなけれど
とにかく、購入。
家に帰って、セリューに試してみる。
もちろん、帰ってきてビニールをがさがささせると、セリューは興味をしめす。
中から、猫釣りの袋を出す。
その猫釣りは、管2本をくっつけて長くして使うものだったので
ちょいちょいと組み立てていると、
棒の端からでろんとたれるでっかいネズミに、セリューはもう、ヒゲピンピン。
早く、それ、くれくれ状態で、じゃれてきた。
おお、これはナイス!
ヒモをぶんぶん振り、セリューと遊ぶ。
セリューもお尻をふってとびつき、
宙を飛ばすと、全身筋肉のその体で、体をひねって大ジャンプ。
疲れると、べろんと横になり、猫キックしたり、手で捕まえてかみついたり。
ぼり。
音がした。うひー。やべー、壊れたかな?
かみついて、かみついて、ゴリゴリにしちゃうんだよねー。
ひっぱりあげて見てみたが、ネズミは大丈夫そうだ。
もしかしたら、大きいので、壊れづらいのかもしれない。
おお。もっとナイスかもvv
しばらく、これであそんであげるからねーvv
・「ベリの穴から…」
和室の障子は、セリューが外を見られるように、2カ所、大きく穴をあけている。
外に出て帰ってくると、それが別の部分にも及んでいる。
ああ、また、やられたー。
でも、セリューは前にも書いたが、わざと障子を破るようなイタズラはしない。
じゃれていて体がどしっとあたったり、クモとかがいて手を出したりしてベリ。といくのだ。
その証拠に、開いた穴から外を見ようとして広がることはあっても、
手で何度もべりべりしている痕跡はない。
それでも、やっぱり、セリューがよく行くところはどうしても破けちゃうのよね。
そこって、一番、表通りからよく見えるところだから、
ちょっと恥ずかしかったりする(爆)
でも、ご近所の方から
「お宅の猫ちゃん、かわいいわねー。いつもあそこからのぞいているのよー」
なんて言われると、えへへへ…と猫バカ炸裂してしまう(笑)
完全室内飼いしているけれど、もし、万が一外に出てしまったとき
ご近所の人たちにセリューの姿を見られているのは絶対いいと思うし。
私から言うのもなんだけれど、
四角くあいた障子から、セリューが外を見ている姿はマジでかわいいもんーvv
ご近所の方々には、うへへ。もっと見てvvvって感じ(笑)
(これは2003年3月の話だけれど、障子穴の話とつながるのでここに記します)
それでも、ちょっと困ったことが起こった。
車で外出して、戻ってきたとき、バックミラーでちろっと見えた。
くだんの障子穴を、どっかの見知らぬオヤジがのぞいている!!
実は、玄関を二重にして、セリューが飛び出さないようにと工事を頼んでいるので
(またセリューのために出費がかさむ…(泣))
最初は、その工事の人かと思ったが、戻ってきたとき工事用の車が置いていなかったし
変だな、と思いつつも、とりあえず車を入れ、外に出る。
見ると、もう、その見知らぬオヤジの姿は消えていた。
そのとき、ぎょっとする。
近所を確認するが、そのオヤジはいない。
うわ。もしかして、空き巣だったのか?
急いで中に入り、あちこち確認する。
ドアや窓が開いた形跡はない。
ってことは、そのオヤジが中を確認しているときに、私がちょうど帰ってきたんだ。
ひえー。よかった。けど、もしかしたら、目をつけられちゃったかもー(汗)
ちょっと、外出には気をつけなくてはいけない。
そんな話を、遊びに来た猫母さんに話をした。
すると、猫母さんは、猫母さんの近所のスーパーなどで
金庫窃盗が起こっているという話をした。
ちょうど猫母さんがそのスーパーへ、買い物に行ったときに
妙なオヤジの3、4人連れがいたらしい。
お店の人に、トイレはどこだの、事務所はどこだの聞いていたのを目撃していたのだ。
決めつけてはいけないけれど、なんとも、不振でイヤな感じの人たちだったらしい。
私がちら、と見た障子穴をのぞいていたオヤジの年格好を説明すると
同じ同じと、猫母さんが仰った。
私は幸か不幸か顔は見ていない。
ここにも、その年格好を記しておこうと思う。
・年齢:40代〜50代
・身長:160〜170cm
・体つき:中肉中贅肉で、贅肉ちょっと多め。
・髪の毛:短い(よく、オヤジにありがちなベッタリ髪型)
・服装:濃い青の作業着のようなジャンバー
である。もし、顔を見ていたら、似顔絵を描けたのにと思っている。
そりゃもちろん、私は絵描きだから、正確に、しっかりと描いてやるつもりだったのに。
実質的な被害はないが、ないにこしたことはないし
同じような姿の人たちが、窃盗をしていることには変わりない。
でも、なんでうちみたいな超貧乏を狙うのかなー。
服だってボロボロだし、貴金属だって貴金属と呼べるモンはまったくないし。
空き巣に入っても、金目のもんは、はっきりいってご近所の方があると思う(笑)
でも、影響でセリューに何かあったりとか、はらいせに火をつけられたりとかしたら
すんげー困るし。
気をつけるにこしたことはない。
みなさまも、ご注意くださいませ。
早いところ、その窃盗団が捕まることを祈っています。
なんとかがんばってくれー、警察〜!!